世界トップ5に入る仮想通貨とブロックチェーンの取引所、Binance(バイナンス)。
登場以来、その取扱通貨の豊富さにより圧倒的な人気を博し、2018年1月始めには新規のアカウント登録を制限する事態にまで発展しました。
執筆時現在では、1日の新規登録受け入れ件数に上限を設けた形で登録を再開しているので、既にアカウント登録に漕ぎつけた方も多いかと思います。
しかし、Binanceも国内の取引所と同じように、登録したばかりの状態では送出金制限が設けられており、1日に2BTC以上の出送金を行うためには、身分証明が必要になります。
今回は、そんなBinanceの身分証明を、免許証を使って通過する方法について解説します。
【17時50分現在、登録可能】
Membership registration for binance has been restartedBINANC(バイナンス)の新規登録受付再開しました
登録(Register)↓↓https://t.co/ZjehDxODon #ビットコイン #bitcoin pic.twitter.com/WENUMbHgjj
— 【最速】Binance(バイナンス)新規登録再開通知 (@binance_pr) January 21, 2018
登録方法
では実際に本人確認作業を行っていきましょう。
Binanceのアカウントページにログインし、【身分認証完成】or【Submit Verification Documents】をクリックして身分認証を開始します。
運転免許証でも認証可能
さぁ、ここからが本題。
いざ身分証明をしようとすると、このようにパスポートの提示が必要であるかのような入力フォームが表示されます。
パスポートをお持ちで無い方や、期限が切れてしまっている方は、このフォームを見た時点で登録を諦めてしまうケースが多いようです。
バイナンスも登録しようかなって思ったらパスポートが必要なのね⤵⤵
— りこ (@lttlbylttl) January 9, 2018
また、Binanceは大手の取引所とはいえ、海外の取引所にパスポートの情報を開示する事に抵抗を感じる方も多いと思います。
実際のところ、パスポート情報というのは悪用されるリスクが非常に高い個人情報であり、安易に取り扱うべきものではありません。
しかし、入力フォームの上部をよくお読みいただくと分かるのですが
2, Driver’s license
Binanceは、運転免許証での認証に対応しています。
小さく英語で表記されているため、見逃す方が多いようです。
フォームへの入力内容
フォームにはこのように入力すれば問題無いでしょう。
名前の入力に関しては、アルファベット表記か日本語表記かで迷うと思いますが、
- 日本の運転免許証にはアルファベット表記が無い
- 身分確認の審査を行うスタッフは日本人以外である可能性が高い
という2点を考えると、記載されているそのまま、すなわち
日本語での記入が望ましいのではないかと考えています。
僕の場合は日本語記入で審査は問題ありませんでした。
免許証の写真について
免許証の写真のアップロードは、特に指定はされていないのですが、念のため表面・裏面の両方を写真に撮ってアップロードするのが好ましいでしょう。
僕の場合は、以下のような順でアップロードし、問題ありませんでした。
顔写真およびメモ書きについて
あとは、パスポートの替わりに免許証とメモを持った顔写真をアップロードするだけです。
- 顔がハッキリみえること
- 免許証の番号もハッキリ見えること
- メモには『Binance』の文字を含めること
- 当日の日付を含めること
この4点だけに気をつけて、写真を撮影しましょう。
メモについては③『Binanceという文字』と④『今日の日付』さえ書いてあれば良いのです。
実際に僕が認証された時のメモがこれです。本当に最低限ですね。
むしろ重要なのはメモの内容よりも、
免許証の番号がハッキリと見えるように、カメラに免許証をできるだけ近づけて撮る
という点であると思います。
自撮りする場合は、顔と免許証のフォーカスの両立に少し苦労するかもしれません。気合でがんばってください。
入力漏れやミスが無いかを確認したら、【Submit】ボタンをクリックしてください。
これで、認証操作はすべて終了になります。
早ければ、1時間ほどで認証結果が反映されると思います。
このように、Lv2のダイヤアイコンがオレンジになれば認証完了です。
実は、この先にLv3も存在するのですが、1日に100BTC以上の取引が必要な大富豪の方だけに必要なアンロックですので、ほとんどの方は気になさらなくて良いと思います。
Binanceは、昨年末に日本支社を設立済みであるとの情報もあり、今後本格的に日本進出を目指していくかと思われます。日本への本格的な進出が決まれば、日本人向けの言語対応やUIの変更などが行われる可能性もあります。
その際には、また最新のフォームに合わせて、記事内容を変更したいと思っておりますので、内容が古いままになっていればご報告いただければ幸いです。