ブックカバーっていいですよね。
本のタイトルを隠し、汚れから保護してくれるブックカバーは、大切な本であるほど着けてあげたくなります。
学生の頃は、書店で本を購入した際に無料でつけてもらえる、なんともいえない幾何学模様をあしらった紙のブックカバーが好きで常用していたのですが、最近では雑貨屋さんなどで、自分の気に入ったブックカバーを購入して使用しています。
さて、今回ご紹介するのは、「コンサイス皮革調ブックカバーシリーズ」
外観、手触り、使用感、価格 全てにおいて自信をもってオススメできるブックカバーです。
コンサイス皮革調ブックカバーシリーズとは
国内メーカーのコンサイス株式会社が製造している、ブックカバー製品です。
コンサイスではイタリア産の本皮を使用したブックカバーなども作っているのですが、やはり革製品だけあって、それなりに高価です。
それに対し、「コンサイス皮革調ブックカバー」はその名の通り、本皮ではなく、合皮(発泡PVC)を使用しています。
PVCは安価な上、指ざわりが良く、耐久性が高く、革特有の匂いや癖も無いため、非常に扱いやすい素材です。僕は正直、本皮よりも好きです。
上品なデザイン
表・裏表紙にあたる2面には一切の装飾や印字がありません。
これが素材感と相まって上品な高級感を演出しています。
個人的に、この無地、無柄のシンプルデザインがたまらなく好きです。
サイズ・カラーが豊富
文庫、新書、参考書など、本には種類によって様々な規格が存在します。
このシリーズでは全14サイズが用意されており、様々な大きさの本に対応しています。
購入の際はサイズを間違えないように注意してくださいね。
さらに、カラーも豊富です。
著作権上の問題で、色見本画像の掲載はできないのですが、
黒、緑、キャメル、紺、茶色の5色が全サイズで用意されており
一部のサイズではベージュ、ピンク、ブルーも選べます。女性にも優しいコンサイスなのです。
下の写真は、僕が使用している、【左】No5(一般的な新書サイズ)の緑と、【右】No1(一般的な文庫サイズ)のブラックです。緑も結構ダークな色合いです。素敵ですよね。
また、本の厚さについても調整ができるようになっています。
少なくとも、僕が持っている中で、最も薄い文庫本と、最も厚い文庫本は収納することができました。
ブックカバーを買ったのに、本が入らなかった時の、あの悲しさったらないですもんね。
装着もカンタン
ブックカバーって、結構取り付けずらくて、取り付けるために本を曲げなきゃいけない商品が多いんですが、「コンサイス皮革調ブックカバー」は簡単に取り付け、取り外しができるようになっています。
裏面はこういう感じです。ちょっと変わった機構ですよね。
本に装着するときは、まず、右側の差し込みポケットに表表紙を挿入するのですが、その後が他の製品と違います。
裏表紙側の固定なのですが、この帯がジグソーパズルみたいに中央で分離、接着する仕組みになっていて、帯を外して裏表紙を通し、カバーの左側を折り返すだけで、装着ができるようになっているんです。これがめちゃくちゃ便利です。すごいぞコンサイス!
素敵なしおりが付いている
さて、「コンサイス皮革調ブックカバー」には、本体と同じ素材、同じカラーのしおりが1つ付属します。これが大好評。
正式名称は「くっつきしおり」。小さくてかわいいですよね。
裏面に弱い粘着テープが付いていて、ページに張り付くので落ちる心配がありません。
それなりに厚手なんですが、読み出しページがすぐに分かるので意外と便利なんです。
粘着テープはペリッと簡単に剥がれる、程よい粘着具合です。
仕組みは分かりませんが、1年間使っているのに粘着力が落ちません。ホコリが全くつかないのでその辺がポイントなんでしょうね。
おわりに
ご紹介して来ました通り、「コンサイス皮革調ブックカバー」は完成度の高いブックカバーです。
安価で高機能なので、ブックカバーを初めて利用するという方にもいいかもしれませんね。
興味のある方は、ぜひ一度購入してお試しください。おすすめです。