自分の睡眠サイクルを測定したことはありますか?
スマートフォンが登場してから、センサー機器を使って人間の睡眠を記録するアイディアが開発され、これまで様々な睡眠サイクル記録系のアプリが登場しました。
そんな数あるアプリの中でも、最もおすすめしたいのが『Sleep Meister』です。
Sleep Meisterとは
『Sleep Meister』(スリープマイスター)は、iPhoneをベッドに置いて寝るだけで、加速度センサーを用いて体の動きなどから睡眠サイクルを割り出し、眠りの浅いタイミングでアラームを鳴らしてくれるというiPhoneアプリです。
冒頭で述べた通り、このような”睡眠サイクル記録系”の目覚ましアプリは他にもいくつか存在するのですが、
- 機能が豊富(無料版でもほとんどの機能が使える)
- 洗礼された使いやすいUI
- 記録時のバッテリー消費が少ない
などの点で、他のアプリよりも優れていると思っています。
主な特徴と機能は以下の通り
・ iOS 10 対応
・iPhone 7, IPhone 7 Plus Retina HD 対応
・HealthKit 対応(睡眠分析)
・3D Touch 対応(クイックアクション)
・睡眠サイクルの記録
・レム睡眠時に鳴動するアラーム
・Twitterへの自動ツイート
・寝言(物音)の録音機能
・入眠時に自動停止する音楽プレイヤー
・各種カスタマイズ
使い方
使い方を説明していきます。
導入がまだの方は、コチラから無料でインストール可能です。
SleepMeisterの使い方は非常にシンプル。
メイン画面で、目覚めたい時間を設定し【START】ボタンを押します。
すると、このような画面になるので、あとはiPhoneを枕元に置いて寝るだけです。
あとは、iPhoneの加速度センサーを利用して、使用者の寝返りの回数などの情報を基に、アプリが自動で睡眠サイクルを計測してくれます。
個人差はありますが、人間は平均して約90分の間隔で浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)を繰り返しており、『SleepMeinster』は、指定された起床時間付近で最も眠りが浅くなったタイミングでアラームを鳴らしてくれます。
眠りが浅い時に目が覚めると、脳が覚醒しやすいため、スッキリと目を覚ますことができるわけですね。
仕様上、アラームで指定した時刻の30分前に起こされる可能性もあり、睡眠時間がもったいないと思われるかもしれませんが、眠りの浅いレム睡眠のタイミングで起きるのは、想像以上に心地がよく、快適です。
アラームは必要ないという方や、休日に利用したい場合などは、設定画面でアラーム機能をオフにすることで、アラームを鳴らさず、睡眠サイクルの記録だけを行うこともできます。
日々記録する大切さ
『SleepMeister』は日々の正確な就寝・起床時間、睡眠時間、睡眠効率などを記録してくれます。
また、日々の睡眠時間グラフにして週間や月間で表示、比較検討することもできます。
僕の場合、特に重要視するのは「睡眠効率」の数値です。
睡眠効率が悪かった日は、大抵の場合
アルコールを飲んだ、カフェインを取った、睡眠前に食事を取った、部屋が暑かった、寒かったなど睡眠が浅くなってしまった要因といいますか、思い当たる節が必ず見受けられます。生活が睡眠に及ぼす影響が顕著に結果として現れるため、睡眠前のどのような行動が睡眠を妨げるかを的確に把握することができ、睡眠効率が上がるような正しい生活習慣を、自然と身につけることができます。
設定が充実している
SleepMeisterは各設定項目が非常に充実しています。
- アラーム音の変更や、音量
- センサー感度の強さ
- 設定時刻とアラームの許容時間の範囲設定
など、紹介するとキリがありません。かゆいところに手が届く細かい設定が可能ですので、色々と調整してみてください。
寝言や物音を記録してくれる
さて、これが個人的に最も気に入っている機能なのですが
『Sleep Meister』は、睡眠中の寝言や物音を自動で感知して、その音声を自動で保存してくれます。
自分が寝ている時にどんな寝言を言っているのかって結構気になりますよね。
【グラフ】画面の、【寝言】タブを開くと、その日の睡眠中に記録された音声が記録されています。
僕の場合一晩で平均7個くらいの録音ファイルができています。これを聞くのが毎日の楽しみです。
一覧から音声を選択すると、ご丁寧に音声が録音された部分だけが視覚化されたプレイヤーが表示されます。この細かさこそ『Sleep Meister』。
ただ、どうやら僕は”あまり寝言は言わないタイプ”のようで、過去にそれらしきものは数回しか録れたことはありません。
しかし、人間は寝ている間に寝言以外にも、色々な音を発しているもので、僕の場合は
「う~ん ムニャムニャ」というすごいベタなやつとか
「ゴホッゴホッ」と咳払いをする音など、寝言以外の音声が、毎晩いくつか録れています。
こういうのも聞いてみると意外と面白いもので
他にも、自分でも怖いくらい低い声で「うーーー」と唸っていたり、時折、異常に大きい音のイビキをかいていたりするなど、色々な発見が楽しめます。
この機能、ほんとに面白いのでみなさんもぜひ一度使ってみてください。
寝ている間の知らない自分の一面を垣間見ることができます。
まとめ
ご紹介してきたように、『Sleep Meister』は非常に高機能で優秀な目覚ましアプリです。
寝起きが悪い人にはぜひアラーム機能を使ってみてほしいですし、睡眠サイクルや寝言を記録するだけでも、十分に楽しめるアプリだと思います。
興味のある方はぜひ一度インストールして、ご自身の睡眠を記録してみてください。
想像以上に面白い発見があるかもしれません。
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