2022年上半期の買ってよかったモノまとめました(07/12)

【簡単DIY】狭いキッチンで料理をするために、壁面収納付カウンターを作ってみた

 

北山 羊輔

DIY大好きブロガーの北山 羊輔(@ysk_kitayama)です

【DIY】シンプルで捗りそうなPCデスクを自作してみた

 icon-arrow-circle-up さて、引越しに伴いPCデスクの製作を終え、次にとりかかるのがキッチンDIY!

 

しかし日本のキッチンといえば人口密度とコスト削減のため世界でも有数の狭さ

 icon-arrow-circle-up 首都圏の格安1Kにお住まいの経験のある方はよくご存知かと思いますが、こんな感じの『シンクとコンロあるし充分だよね』的なふざけたキッチンだらけです。

北山 羊輔

学生時代はまな板の置き場にすら困ったものです…

 

ということで、今回はキッチンとは別にカウンターを作り、かつカフェ風におしゃれな壁面板張りをしてカウンター式の収納サブキッチンを作ることにしました。

本記事ではその製作の過程を時系列で紹介しつつ、ところどころポイントなど解説していきたいと思います。

はじめに
このDIYは、大がかりな製作ではありますが。出費や労力はそれほど必要のない簡単なDIYです。

同じ様に狭いキッチンで悩んでいる方の参考になれば幸いです。

設置場所

 icon-arrow-circle-down とりあえず、キッチン横にちょうど良いスペースがありました。

恐らく『冷蔵庫や食器棚など置けばいいじゃない!(誰)』的な意図でキッチン横に設置されているスぺースなので、皆さんのご自宅にもあるかもしれません。

 

製作のイメージと順序

今回の作業の流れ

制作前にふわっと適当に計画を練ります。

手順1
縦に2本棒を立てます

ディアウォールやラブリコで2×4材を両端に2本固定

手順2
板を貼り付けていきます

カウンターの高さに合わせてしっかり固定します。

手順3
どんどん木材を貼り付けていきます。

なるべく手の届く高さまでどんどん貼ります

手順4
食器棚カウンターを設置します。
 

あとは色々収納つけたり装飾したりすれば完成!

 

簡略化はしましたが、全体の流れはこんな感じ。ね?簡単でしょ?

 

実際に製作してみる

工程1. ラブリコを使って2×4材を立てる

 icon-arrow-circle-up 事前に天井の高さ-95mmにカットした2×4材を2本用意。

北山 羊輔

塗装は特に必要は無いのですが、今回は上部が若干露出する可能性があるため、ワトコオイルを塗布してあります。

 

 icon-arrow-circle-down そして、今回天井と床を繋ぐ役割をしてくれるのが『LABRICO』(ラブリコ)。

スリムで頑丈なうえ調整幅が広いらしく、他のDIYerさん方からオススメを受けて使ってみました。

 

 

 icon-arrow-circle-up 2×4材の上下にアジャスターをつけて、天井より少し短くなえうように調整。

 

 icon-arrow-circle-up あとは丈夫のアジャスターネジをしっかり回せば…

 

 

 icon-arrow-circle-up なんと5分足らずで2本の設置が完了しました!!

18mmの調整幅はハンパじゃなく便利です!!

パッケージもシンプルでかわいいし、次回からはディアウォールよりラブリコにしようと決心しました。

 

 

 

工程2. 壁面用足場古材の調達

板張りする材に関しては、初めから決めていました

昨年の大家さん宅DIYでも活用した、WOODPROさんの足場板古材。

出典:WOODPRO本店HP

WOODPROさんは、実際に現場で使用した杉の足場材のような古材を専門に扱っているメーカーさん。

 

今回は薄く軽量化するため厚さ15mmのハーフ材を選択。

 

 icon-arrow-circle-up 10mm単位で無料で長さの調整もしてくださるので、設置幅-5mmくらいの長さを指定しました。

枚数は天井の高さを考えて幅200ミリを6枚。

北山 羊輔

ちなみに価格は1447(円)x 6(枚)+送料972円でトータル9654円でした!

 

 

 icon-arrow-circle-up 購入から4日ほどで届けてくださいました!めっちゃいい感じ!

 

御覧ください!この古材の美しさ!

 

 

 

 icon-arrow-circle-up もちろん、実際に建築現場の仮設材として使われていた材なので、錆び跡や日焼け、釘跡なども一部見られますが、そこがまた『味わい』となっています。

北山 羊輔

ちなみにこれらの古材は表面の軽いサンディング角の面取りをしてくださっているので、安全に取り扱うことができます。

 

 

工程3. 2×4材に足場材を固定する

それでは、この6枚の板を固定していきます。

 icon-arrow-circle-up 事前に下穴を開けておき、50mm程度の木ネジを慎重に2箇所打ち込んでいきます。

 

 

 icon-arrow-circle-up とりあえず1段目完成。油染みがひどい箇所を目立たない右下に配置しました。

 

 icon-arrow-circle-up 同様に2・3段目も固定。色のコントラストを意識しました。

 

 icon-arrow-circle-up こうして最終的に6段目まで固定完了!いい感じ!!

北山 羊輔

作業時間は1時間くらい。ネジのラインがズレないように計測しながら下穴を開けるのが大変でした。

 

 icon-arrow-circle-up 古材ゆえのズレにより若干の隙間が開いた箇所もありましたが、これもまた『味わい』としての趣を感じさせます。

 

 icon-arrow-circle-up ライティングしてみると、それぞれの木目や材質の違いが良い風合いとなっています。

あぁ、古材って素晴らしい。

 

 

工程4.  食器棚カウンターの設置

カウンターに関しては、1×4材で自作する予定だったのですが、引っ越し直後の複数のDIY作業の中での製作だったので、諦めて既製品を購入しました。

北山 羊輔

もしかすると、後日新しく作り直すか改造するかもしれません。

 

探してみると、ちょうど横幅の合ういい感じの食器棚があったので購入。

こうして、なんとか全体の形が完成したのでした。

食器棚のダークウォールナットがいい風合いです。

 

 

工程5. 木壁に色々取り付ける

さぁ壁面収納はここからが楽しいところ!

実際に料理がしやすいように、色々と取り付けていきます。

100円ショップのセリアで、アングル(黒い鉄)のフックやバーを購入。

キッチンタオルフックや、小物用フックなど色々と設置。

 

 icon-arrow-circle-up マグネットナイフラックは以前使っていたのが大きすぎたので、IKEAのKUNGSFORSシリーズの短いモノに交換。

 icon-arrow-circle-up ペティナイフも新調し、関孫六のキレッキレ3兄弟が揃いました。

 

 icon-arrow-circle-up そして、ラックの余った部分には、最近流行りのニトリのマグネットキャニスター。

よく使う鷹の爪やローリエがすぐに取り出せて便利です。

 

 icon-arrow-circle-up 調味料用の棚は、2×4材を切断した端材を再利用厚みがあっていい感じです。

 

 icon-arrow-circle-up ちなみに、このニトリの珪藻土スプーン2.5mlフレッシュロック300相性抜群。

珪藻土で防湿できるうえに、サイズもピッタリなので、調味料入れに最適です。

 

 

壁面木材収納の完成

こうして、かなり荒削りではありますが、壁面ッチンカウンターが完成しました。

即壁は防火壁になっており、奥行きもあるため、カセットコンロも置けそうです。

 

 icon-arrow-circle-up なお、食器棚は使ってみると意外に使い勝手が良く、作り直さなくてもいいかなぁという感じ。

 

まぁなんやかんやで、狭いキッチンに悩まされていた僕は趣味の料理を存分に楽しめるようになったのでした。

  1. 都心の狭いキッチンで料理を諦めている方
  2. キッチンの収納に不足を感じている方
  3. お安くキッチンリノベーションを済ませたい方

そんな皆様は、ぜひご自身で作ってみてはいかがでしょうか。オススメです。

 

 icon-arrow-circle-up なお、次回のdiyシリーズでは格安で簡単に作れるランドリーラックを紹介します。お楽しみに!

北山 羊輔

制作にあたってご質問などありましたら、私のTwitterお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。

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