最近ようやく浅煎り豆の良さが分かってきました。北山 羊輔()です。 @ysk_kitayama
さて、コーヒーをドリップする際に欠かせないのが「ドリップポット」。
僕もこれまで様々な種類のポットを試してきましたが、現在はLautechcoのドリップポットをメインで使用しています。
この、一見すると扱いにくそうな『小さな・フタのない』ドリップポット。
Amazonで1500円前後(執筆時)で販売されている格安品なのですが、値段が安いからといって侮ってはいけません。
実際のところこのポット、抜群に使いやすいんです。
今回は僕がそう断言する理由と、オススメの使用方法ついてまとめます。
使いやすさのポイント
1.とにかく軽くて扱いやすい
コーヒーをドリップする際に僕が常々感じていることが、
ということ。腕を上げ続けるのって結構しんどいですよね。
人並みに鍛えている男の僕ですら感じるのですから、女性は特にそうでしょう。
本体重量153グラムと非常に小型で軽いため、ハンドドリップ時の腕への負担を大幅に減らすことができます。
Lautechcoのポットは容量350ml・
一般的な1.2Lポットと比較すると、こんなにコンパクトで軽量。
日常的にハンドドリップをする人にとって、軽さの恩恵は想像以上に大きいと思います。
北山 羊輔
お店で使用する場合や、ご家族の多い方にとっては小さすぎるかもしれませんが、毎回1~2杯分しかドリップしない一人暮らしの僕にとっては、このサイズで十分なのです。
2.注ぎがかなり細い
本体容量が小さいことの最大のメリットは、なんといっても『注ぎ口を細くできる』ことでしょう。
1.2Lのドリップポットと比較すると、注ぎ部分の口径が非常に小さいことがわかります。
ドリップの様子をスローで再生すると、少しの高さから落とすだけで『途中で水滴に変わっている』ことが見て取れ、理想的な細いお湯でドリップができていることが分かります。
この注湯の品質は「タカヒロの雫シリーズ」などの『細く注ぐことに特化した高価な国産ポット』にも引けをとらないレベルかと思われます。割とマジで良い。
3.沸かしたあとすぐに使える
豆の品質や焙煎度にもよりますが、一般的にコーヒーは『90℃前後』で淹れるのが良いとされています。
そのため、ドリップポッドは直接火にかけず、ヤカンや電子ケトルで沸かしたお湯を移すなどの温度調整をしている方がほとんどでしょう。
その点Lautechcoのポットは、ケトルからお湯を注いで20秒ほどでドリップに最適な温度になるのが嬉しいところ。
ただし、蓋が無い分「湯冷えも早い」ため、じっくりドリップしたい方はケトルから半量ずつ注ぐ事をオススメします。
最近気がついたのですが、Lautechcoのポットは小さいゆえにウォーターサーバーの熱湯を直接注ぎ込むことが可能で、注ぎ時の温度が87℃前後になります。この温度はお茶(煎茶)を淹れたり深煎りのコーヒーをドリップするのに最適で、かつすぐに使用できるため非常に便利です。
北山 羊輔
4.シンプルで上品なデザイン
日常的に使うモノだからこそ『見た目』は重要。
Lautechcoのポットはシンプルなデザインですが、それゆえに上品で美しく、どんなインテリアにもマッチするため置き場所を選びません。小っちゃくてかわいいですよね。
質感はマットで高級感があり、取っ手は美しいながらも使いやすい形状。
この『デザイン性の高さ』も、このポットの大きな魅力です。
カラーはシルバーも選択可
このLautechcoのポットはAmazonなどで購入できるのですが、購入時にカラーを銀と黒から選択することができます。
『銀』といってもあくまで色合いの話で、素材はどちらもスレンレスですのでお好みで。
シルバーも鏡面磨きが美しくて良さげですね。アウトドアにも合いそう。
少量のドリップにオススメのポット
紹介してきました通り、Lautechcoのポットは安価にも関わらず
- 小型かつ軽くて扱いやすい
- ドリップ時の使いやすさも抜群
- シンプルで美しいデザイン
という、価格に見合わない『使いやすさ』を持ったドリップポットです。
350mlという小さなサイズではありますが、1~2杯分のコーヒーをドリップするには最適でしょう。
- コーヒーを日常的にドリップする一人暮らしの方
- 普段のポットが少し重たいと感じている方
- 安価で細口のドリップポットが欲しい方
特に上記のような方には自信を持ってオススメできます。ぜひお試しください。